お知らせ

袖すり合うも他生の縁と申しますが

2025.09.12

来週火曜日にショールームで歌ってもらう《さやまい》の2人。

そして、文字通りピアニスト界の小さな巨人《松岡なぎさ》さん。

そして、僕。

気心の知れた3人とまたこうして歌えるのが嬉しい限りです。

コロナ前のコンサート中止を経て、気がつけばみんな既婚者になってしまいました。

時の流れはいくつもの愛を育んで、こうしてまいちゃんはお母さんになっちゃって!

きっとショールームのみなさんもお祝いしてくださるでしょう!

さて、《さやまい》は僕の藤原歌劇団の研修所の後輩なんですが、彼女たちに初めてちゃんと出会ったのは和光市の《サルビア21》というオペレッタ団体でやった『チャールダッシュの女王』という舞台でした。

彼女たちはバニースーツを身にまとったダンサー、僕は劇場支配人の役。演出は三浦安浩さんでした。まだ若かりし頃、さらに若かった《さやまい》の2人とは毎回の飲み会を通して仲良くなり、またまいちゃんは実は僕の住まいの道を挟んだ向かいに住んでたのもあり、よくご飯を食べに行ったりしました。

ある日、《当時130kgあった僕は》牛角の食べ放題にまいちゃんを誘い、まいちゃんに『平岡さん、そんなに食べてたらいつかぽっくり死んじゃうよ』と言われて、『食べずに死ぬくらいなら食べて死んだほうがいい』と言って呆れられたのをつい昨日のことのように思い出します。

結局、糖尿病になりかけて、痩せざるをえなくなったわけですが、そんなこんなで、ショールームで毎月コンサートをやるようになってからは節目節目には必ず《さやまい》を呼んで記念コンサートを開いたりもしました。いつも明るく楽しい雰囲気で会場を盛り上げてくれるので本当に感謝しかありません。僕の独特の演出にもついてきてくれて、色々と察して動いてくれるのもありがたい限りです。

そんなわけで、《さやまい》は勝手に戦友だと思っています。もちろんなぎさちやわんは長年僕のコンサートを文句も言わず引き続けてくれた偉大なピアニストですから、今回の公演は平岡ファミリーコンサートのようなものです。

で、何が言いたいかと言うと、今回のショールームコンサートはゆるふわな感じで楽しめるので、ぜひ遊びに来てくださいね!

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日常のなかに、静かに流れる音楽と時間

中尾建設工業株式会社1FショールームにあるCaféすまいるは、地域の方々がそれぞれの時間を過ごせる、穏やかな場所です。ここでは、社会福祉法人JHC板橋会との連携を通して、誰もが心安らぐ空間が日々育まれています。

静かに本を読んだり、隣人とささやかな会話を交わしたり、あるいはショールームの落ち着いた空間に身を置いたり。そしてこの場所では、月に一度、第3または第4火曜日になると、そっと歌声が響く日があります。それは、まるで日常に溶け込むような、心に触れる音楽の調べ。

次回、9月16日には、

帰ってきた!もーちゃんのSORA色オペラハウスRe:7 さやまいEASTER

という催しがあります。

神田さやかさんと齋藤麻衣子さんの2人のソプラノ「さやまい」が明るく楽しく会場を盛り上げてくれます。

コロナ前には当然だった光景もコロナ後は違って見えることが多々あります。

この日はコロナ前の気持ちに戻って楽しく演奏したいと思います。

地域の皆様に愛される場所として、中尾建設工業株式会社ショールームがこれからも、皆様の日常にそっと寄り添い続けることを願っています。