お知らせ

晩翠忌

2022.10.19

おはようございます。

SORA音の平岡基です。

 

本日は晩翠忌。

荒城の月作詞者

土井晩翠

先生の命日でございます。

荒城の月のモデルは福島の鶴ヶ城だといわれています。

 

明治維新を経て、近代化が進む日本。

戊辰戦争などを経て、戦い倒れていく武士階級と、

変わっていく時代の姿を、

主を失った城と悠久の月の光で表した名詩です。

 

NHK大河ドラマでも有名な山本八重の詩や

上杉謙信の詩など、

土井晩翠が感銘を受けた詩をオマージュしながら、

消えゆくはかなさや、変わらぬ月の光のもの悲しさは、

どことなくヴェルレーヌの月光もほうふつとさせますね。

 

私たちが歌い継いでいくべき歌でもあるので

これからもしっかり歌い継いでまいりたいと思います。