本日、9月16日は

詩人であり美人画の名手・竹久夢二先生の誕生日です。

歌い手にとっては

竹久夢二

と聞くと美人画よりまず

宵待ち草

の詩を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか

 

待てど暮らせど来ぬ人を

宵待ち草のやるせなさ

今宵は月も出ぬそうな

 

竹久夢二が夏に出会った少女と逢瀬を重ね

次の夏にその少女が結婚したことを知り、

少女とは再び会うことのないわが身を嘆いて詠んだ詩だそうです。

 

それが離婚したばかりの妻との旅行中というから

まあ、さすが竹久夢二というところでしょうか。

 

最近は花魁オペラに取り組んでいるのもあり

そういう色気のようなものにも

興味のある今日この頃です。

 

SORA音　平岡基