お知らせ

今日はいのちの日【3月11日】

2022.03.11

みなさまこんにちは!

SORA音の平岡基です。

さて皆さま。

本日は何の日かご存じですか?

今日はいのちの日。

東日本大震災から11年が経ちました。
気が付けばそんなに年月が経っているんですね。

私はその当時神奈川の新百合ヶ丘に住んでいて
ちょうど仕事中に揺れて、天井の釣り物を抑えていたら

『揺らさないでちょうだい!!!』

とお客さんに怒られていたのですが、
その直後にテレビでみた津波の衝撃は今でも覚えています。

そのあとは新百合ヶ丘でも立ち往生している方がたくさんいらっしゃり、
お店からは食料品が消えてなくなり、

震災の被害や原発のニュースが毎日報道され、
表現活動を含む、いろんな生活が一変しました。

今もまだ苦しんでいらっしゃる方もたくさんいらっしゃるとのことですが、
どうか一刻も早い復興を心から願うばかりです。

今回の写真は陸前高田市の

『奇跡の一本松』

当時、津波に流された松林の中でただ一本生き残った松を
モニュメントにしたものだそうです。

震災からしばらくして岩手の久慈にオペラ公演で伺ったときも
海岸沿いを歩きながら、震災の傷跡をみたりもしました。

がれきになったたくさんのものの中で
しっかりと立つ松の木の姿はきっと希望の形でもあったのでしょうね。

いつかこの一本松も見に行きたいなと思います。

さて、震災は自然災害ですが、現在ウクライナでは国と国による
戦争という名の人災が起きています。

たくさんの命が理不尽に喪われていく現状で
私たちにできることはなんなのか。

国とは、民族とは、命とはなんなのか。

いろんな考え方はあると思います。
しかし、私はただひとつ
理不尽に人を力で踏みにじる行為
に正解はないと思っています。

どうか一刻も早く事態が終息しますように。
そして、ウクライナの方々に
日常が戻ってきますように。